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「持ち運びノートパソコン」のサイズ(寸法)は、見やすさとキー入力のしやすさの使い勝手を考慮した上で持ち運びやすいように、本体サイズ(寸法)でB5程度からA4程度までの範囲に限定します。
液晶画面サイズ(寸法)では10インチ台から13インチ台の範囲の持ち運びできるノートパソコンが目安となります。
紙のサイズ(寸法)
「持ち運びノートパソコン」のサイズ(寸法)の話に入る前に、まず紙のサイズ(寸法)について簡単に触れておきましょう♪
身のまわりでよく持ち運びされる紙のサイズの主流は、A4サイズとB5サイズです。
パソコンのプリンターなどで一般的に使われている紙のサイズが『A4』用紙、大学ノートの小さい方のサイズが『B5』ノート！
それぞれの正確な寸法は、JISの印刷物規格サイズ(単位mm)で決められています。
それによると、A列はA1(594x841)を基準として、A1を半分にするとA2、A2をさらに半分にするとA3という関係になっています。
また、B列についても、B1(728x1030 )を基準にして同様です。
従って、A4、B5の寸法は、A4が297x210、B5が257x182となります。
ノートパソコン本体のサイズ(寸法)は、ノートパソコンのフタを閉じたときの状態で簡便的に紙のサイズのA列およびB列を使って表わされることがあります。
このように、A4、B5などで表わしている場合は、それで大体の本体のサイズ(寸法)を知ることができます。
「持ち運びノートパソコン」の本体サイズ(寸法)
ここからは、「持ち運びノートパソコン」の主要な条件のノートパソコン本体のサイズ(寸法)について考えてみます。
「持ち運びノートパソコン」であるためには、当然ながら本体ができるだけ小さいサイズ(寸法)でスペースをとらずに持ち運びやすいことが条件となります。
しかし、このとき持ち運びやすくするため小さくすることによって同時に次のような使い勝手に関する問題が生じてきます。
●画面が小さい為に見にくい
●キーボードの幅が狭い為にキー入力がしにくい
ノートパソコンを持ち運びするときは、一般的にカバーをかぶせたりケースに入れてカバン・バッグの中に入れて持ち運ぶので、その分を考慮して全体でA4サイズが収まるようなひとまわり大きいサイズを上限にしたいと考えます。
また、勉強や仕事で持ち運びして使えるノートパソコンを対象とすることから、学生やビジネスユーザーが効率よくタイピングできるキーボード付きであることを前提とし、最小限のB5サイズも含めて、B5サイズよりひとまわり小さいサイズを下限とします。
ここで、A4程度、B5程度は次のように定義しておきます。
A4程度 = A4サイズ(297x210)の外側に5mm巾だけ大きいサイズ(307x220)
B5程度 = B5サイズ(257x182)の内側に5mm巾だけ小さいサイズ(247x172)
つまり、「持ち運びノートパソコン」のおすすめサイズを、用紙のサイズで『B5程度(247x172)からA4程度(307x220)の範囲』(下図のピンク部分)に限定します。
これがノートパソコンの持ち運びにおすすめの物理的なサイズ(寸法)の範囲となります。
「持ち運びノートパソコン」の液晶画面サイズ(寸法)
ところで、ノートパソコンのサイズは、実際は液晶画面のサイズ(寸法)と密接な関係があります。
そのため、一般的に製品仕様には必ず液晶画面のサイズが記載されています。
画面の大きさは、デスクトップパソコンと同様に対角で「○○インチ」と表わされます。
また、販売店のチラシ、広告などではよく「○○型」と表記されているのが見かけられます。
従って、「持ち運びノートパソコン」のおすすめサイズ(寸法)である『B5程度からA4程度までの範囲』のものを、液晶画面のサイズ(寸法)の『10.1インチ・型から14.1インチ・型の範囲』(下表)のノートパソコンから探すことになります。
ここで、アスペクト比(縦横比)が4:3とワイドのアスペクト比16:9で次の表のようにノートパソコンの液晶画面の寸法が違ってくるので注意してください。
このようにして、結局「持ち運びノートパソコン」のおすすめサイズは、液晶画面サイズでは『10.1インチ・型から14.1インチ・型まで』の範囲に絞り込むことができます。
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